ゆとり社会人の読書ノート&エクセルVBA

素人が公法を中心に幅広く読書をします&エクセルVBA奮闘記です。

ExcelVBAの初心者はVBA以外の部分で躓く

ExcelVBAを初心者向けにレクチャーして気づいたことを書いていきます。

他部署の人から依頼されて、十数名を相手にExcelVBAの入門講座を行いました。

その部署は業務に占めるエクセル作業の占める部分が多く、既存でもマクロを利用していました。しかし、マクロを作成した人が部署異動になってしまったため、既存社員は新規作成はおろか、メンテナンスもできない状況になっていました。

2回で計3時間程度レクチャーをしたのですが、思うところがあったので記します。

①そもそもExcelの関数・機能への理解が浅い

ExcelVBAでは、Excelでできることを高速化する、関数では複雑になることを簡易化するといった使い方がメインです。しかし、そもそもExcelで何ができるかの理解が浅いと、ExcelVBAを使って何ができるのかが想像できず、学ぶ意欲も湧かないという悪循環になってしまうと感じました。

②英語・数学アレルギーがある

変数やループの概念を理解するのに苦労している人や、英語というだけでアレルギー反応が出ている人が少なからずいました。配列やクラスといった内容であれば、理解に時間がかかるのもわかるのですが、

③情報収集能力が低い

レクチャーの中で、ExcelVBAの情報収集方法について聞かれたので、書籍・YouTube動画・Webサイト・試験についての情報をまとめて当日に共有しました。書籍についてはAmazonアソシエイトを用いたリンクを入れておきました。リンクのクリックは68回ながら結果は書籍の購入はゼロ。私なら同じ立場なら、おすすめされた本は多分即買いしていたはずです。何かを学ぼうとする際のセオリー、初手みたいなものがハードルになっているんだなというのが気付きでした。