商事法務の好評インタビューの書籍化です。
本書は、国内外の機関投資家に、運用体制やスチュワードシップ体制、企業への要望をインタビューした内容をまとめています。株式市場における機関投資家の存在はますます大きくなっており、彼らの行動論理を踏まえた企業活動は必須となっています。
IR活動の中で各機関投資家と密に連携がとれている発行体であれば本書は不要かもしれませんが、そうでないIR担当には示唆深い1冊になっています。
文字も大きめで読みやすいですが、多くのインタビューが掲載されているので、つまみ読みでもいいかもしれません。