ゆとり学部生の読書ノート

公法を中心に、気になった本について書きます。

稲盛和夫『燃える闘魂』(毎日新聞社、2013年)

燃える闘魂

燃える闘魂

JAL再建後の稲盛氏の考え方をまとめたビジネス書です。
稲盛氏の経営哲学については、12か条にまとめられているようです*1

そのうち、第8条に当たるのが「燃える闘魂」であり、今の日本に必要なのは、この精神であると説いています。

稲盛氏によれば、日本の近代史は、「盛」と「衰」それぞれ40年をセットにした80年周期で変動してきたとのこと*2

そうすると2025年には日本はどん底に陥るということになり、もっと危機感を持ってがむしゃらに頑張れだというのが彼の主張になります。

「これから」を生きる人間にとって切実な問題であるはずですが、なぜか同世代にこの意識は共有されていません。発信能力の差もあるのでしょうが、危機から目を逸らさない心構えが求められているように感じました。

*1:www.kyocera.co.jp

*2:同様の考え方は、堺屋太一氏にも見られます。

平成三十年 (上) (朝日文庫)

平成三十年 (上) (朝日文庫)

平成三十年 (下) (朝日文庫)

平成三十年 (下) (朝日文庫)