ゆとり社会人の読書ノート

法律を中心にいろいろな本を読みます

浪川攻『銀行員はどう生きるか』(講談社現代新書、2018年)

構造不況に苦しむ銀行員の今後についての本です。

銀行員はどう生きるか (講談社現代新書)

銀行員はどう生きるか (講談社現代新書)

構造不況とフィンテックという二つの大きな流れに飲み込まれている銀行の今後についての本です。

銀行業界では、支店の改廃によって目指すべき支店長のポストは減少し、フィンテックや業務改善の進行によって人員削減が進んでいます。

日本の銀行業界の未来を示唆するものとして、アメリカの銀行業界の実態が紹介されていますが、アメリカでは支店長のポストは重視されておらず、年収も600~700万円の職業となっています。

銀行とやり取りする機会が多い私としては、危機感をあまり持っていない銀行担当者の現状と、本書が描く銀行員の未来とのギャップが面白かったです。

やはり、自分のこととなると客観視はできないものですね。自分の業界も同じように思われてると自戒を持たねば、と思います。