銀行取引を主体とした、伝統的なファイナンス手法における法的論点を解説する良書です。
本書は、伝統的な銀行取引を念頭に置いたファイナンスにおける法的構造を解説しています。民法や会社法等の知識は、基礎編にて必要な限りで説明していくスタイルです。
ある程度ファイナンスをかじっている人が、日頃の業務で出てくる法的な概念や構造について体系的に学ぶのに最適です。
また、応用編では、債権譲渡や担保法の実務的な手法についても詳しく説明されています。
著者が金融アナリストということもあり、あまり法律の本っぽさはありません。金融畑の人には、このような本の方が学びやすいのかも知れません。
以下は投げ銭用です。
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