ホラーの傑作『ザ・フライ』の続編です。
前作のハエ男の遺児マーティンは、研究所の所長の管理下で、驚異的な速さで成長を遂げ、父が生前携わっていた、物質転送の研究を進めるようになります。同じ研究所に勤める彼女もできて、順風満帆に見えた彼の人生も、ハエ男としての運命に逆らうことはできず、徐々に醜い姿になっていきます。
しかし、彼は、自分を「標本」のように扱ってきた研究所の所長バートックと融合することで、人間としての体を取り戻すことに成功します。
前作と比べて、ホラー要素がかなり弱まり、ストーリーを楽しませる作品になっています。生粋のホラーファンは残念なのかもしれませんが、一般的な視聴者からすると、「観てられない」部分がなくなってストーリーの面白さが加わった分、かなり楽しめる作品になっています。
前作を観ていなくても楽しめるようになっているので、ホラーがあまり得意でない人にもオススメできる1作です。
以下は投げ銭用です。
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