純粋法学を確立したことで有名なケルゼンの、ハーバード大学での講義録の紹介です。
本当は、ケルゼンについて勉強したければ、『純粋法学』*1や『一般国家学』*2を読むべきなのでしょう。ですが、あまりにも敷居が高いので、とりあえず読んでみようと思って買ったのが本書です。
本文193ページでかなり余白をとってあるので、ケルゼンの著作の中では短編に位置づけられます。
内容は、アメリカ渡航後とあって、国際法についての記述が大半を占めています。
『純粋法学』、『一般国家学』の要約のような内容を期待していたのですが、少し期待外れでした。。。
以下は投げ銭用です。
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