ゆとり社会人の読書ノート&エクセルVBA

素人が公法を中心に幅広く読書をします&エクセルVBA奮闘記です。

憲法

石川健治「アプレ・ゲール、アヴァン・ゲール―コードとしての『戦後』」辻村みよ子=長谷部恭男編『憲法理論の再創造』(日本評論社、2011年)

戦後憲法学についての論考です。憲法理論の再創造日本評論社Amazon

櫻井敬子『財政の法学的研究』(有斐閣、2001年)

サクハシ行政法で有名な櫻井敬子教授の論文集です。博士論文を元に大幅に加筆されているようです。財政の法学的研究作者:櫻井 敬子有斐閣Amazon

石川健治「『京城』の清宮四郎」酒井哲哉=松田利彦編『帝国日本と植民地大学』(ゆまに書房、2014年)

「統治のヒストーリク」で予告されていた、外地法についての論文だと思われます。100ページにわたる大論文となっています。帝国日本と植民地大学ゆまに書房Amazon

石川健治「統治のヒストーリク」奥平康弘=樋口陽一編『危機の憲法学』(弘文堂、2013年)

危機の憲法学弘文堂Amazon石川健治教授による一連の憲法(学説)史研究のうちの1つです。

蟻川恒正「国家と文化」江橋崇編『岩波講座 現代の法 1 現代国家と法』(岩波書店、1997年)

蟻川教授の論文を読みました。岩波講座現代の法 1作者:岩村 正彦岩波書店Amazon本論文では、国家と文化のあり方について、いわゆる「政府の言論」あるいは「専門家の介在」論と呼ばれる考え方を示しています。

石川健治「コスモス―京城学派公法学の光芒」酒井哲哉編『岩波講座 「帝国」日本の学知 第1巻 「帝国」編成の系譜』(岩波書店、2006年)

石川教授の京城学派公法学の論文を読みました。岩波講座「帝国」日本の学知 第1巻岩波書店Amazon本論文は、京城学派公法学の中でも、清宮四郎と尾高朝雄を中心に取り上げています。

石川健治「エンジン・ステアリング・コントロール」全国憲法研究会編『憲法問題 26』(三省堂、2015年)

憲法問題に収録された、石川健治教授の講演録を読みました。憲法問題26 2015三省堂Amazon

日比野勤「政治過程における議会と政府―政治計画を素材にして」高橋和之編『岩波講座 現代の法 3 政治過程と法』(岩波書店、1997年)

執政権についての重要論文のご紹介です。岩波講座現代の法 3作者:岩村 正彦岩波書店Amazon著者は東京大学の日比野勤教授です。スメントを中心としたドイツ国法学の研究や、精神医学の知見を憲法学に取り入れる試みで有名です。

矢島基美『現代人権論の起点』(有斐閣、2015年)

現代人権論の起点 (上智大学法学叢書35)作者:矢島 基美有斐閣Amazon本書は、主に著者の既出論文をまとめたものです。幸福追求権、信教の自由、経済的自由権の3分野の論文が収められ、各分野に判例研究も付されています。

山本敬三『公序良俗論の再構成』(有斐閣、2000年)

憲法の私人間効力の議論では、「基本権保護義務論」とひとくくりにされてしまいがちな本書ですが、きちんと読んでおかなければならないと思い、取り上げました。公序良俗論の再構成作者:山本 敬三有斐閣Amazon

駒村圭吾=山本龍彦=大林啓吾編『アメリカ憲法の群像 理論家編』(尚学社、2010年)

アメリカ憲法の群像-理論家編尚学社Amazon

山本龍彦『遺伝情報の法理論―憲法的視座の構築と応用』(尚学社、2008年)

山本龍彦教授の論文集、『遺伝情報の法理論』を読了しました。遺伝情報の法理論―憲法的視座の構築と応用作者:山本 龍彦尚学社Amazon