ゆとり社会人の読書ノート

法律を中心にいろいろな本を読みます

佐久間悠『事例と図でわかる 建物改修・活用のための建築法規』(学芸出版社、2018年)

近年話題になっている、リノベーションの際の建築法規について解説した一冊です。

近年、スクラップアンドビルド一辺倒の見直しや建築費の高騰を受けて、リノベーションが注目されています。

本書では、老人ホームや保育所・ホテル等の建築基準法だけではなく、他の法律による規制も受けている建物を事例として取り上げて、
リノベーションの難しさを解説しています。

企業や事業者としては、コンプライアンス重視の流れもあり、建物の遵法性を確保しなければならなくなっています。

そのためには調査や改修で1年以上の期間をとられることもあり、きちんとした計画を立てなければいけないと忠告してます。

これからリノベーションが普及していくためには、こういった調査が簡易になること、調査にかかる期間を不動産取引の当事者が許容できることが必要になる必要があります。

なかなか大変な道のりになると思いますが、これからの流れとして押さえていきたいと思います。