実は、映画になっているのは、原作7巻のうち2巻目の途中までとなっています。
ナウシカの世界観については、まとめサイト等であらすじが公開されているので、詳細はそちらに譲ります。
私が本書を読んで一番印象に残ったのは、王蟲、腐海といったナウシカの世界に特有のもの、さらにはナウシカ達までもが旧人類によって作られたものであることです。
自分たちの存在意義が、旧人類たちの復活にあると気づき、新人類の卵を破壊することで自分たちの生を取り戻すシーンは、心を揺さぶられます。
以上が漫画版の感想ですが、王蟲や戦争シーンもあることから、世界観が苦手な人もいると思います。
まずは、映画版を見てから「肌に合うか」を確かめてみてください。