銀行実務の入門書の紹介です。
本書の著者は、半沢直樹シリーズ*1で有名な池井戸潤氏です。本書は池井戸氏の隠れたベストセラー*2となっており、手元の改訂新版は、平成28年12月で17刷となっています。
内容は、銀行の融資実務を分かりやすく記しており、全体は、①融資の基礎知識、②財務分析の基礎知識、③担保の基礎知識、④融資実行・管理の基礎知識の4部に分かれています。
それぞれ、前提知識がなくても読めばわかるようになっており、かなり親切な内容になっています。
銀行業界に就職したい学生にもオススメできる内容です。人気業界でありながら、外からの評価と実務のずれが原因で離職率が高い業界なので、事前にこの本を読んでギャップを埋めておくことができます。
個人的には、銀行員が何を考えているのか、何を重視しているのかを知ることができ、とても参考になりました。
以下は投げ銭用です。
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