ゆとり社会人の読書ノート

法律を中心にいろいろな本を読みます

小柴一生『競売不動産を買うときの基礎知識』(ぱる出版、2010年)

競売手続の入門書としても使える1冊のご紹介です。

競売不動産を買うときの基礎知識

競売不動産を買うときの基礎知識

本書は、競売不動産を自宅用に購入する初心者を念頭に書かれた入門書です。

レイアウト上も内容上も初心者を意識しているので、かなり読みやすいです。

巷で廉造されているようなレベルの低い「煽り本」とは違い、事実と誠実に向き合って書かれています。

私は、かつて民事執行法の入門書を読んだことがあるのですが、その時は競売の流れがうまくつかめず、身につかなかったことがあります。

それ以降その本は読んでいないのですが、本書で流れがつかめたのでまたチャレンジしてみようという気になりました。

本書は、そのような(民事執行手続を具体的に捉えたい)人にも、オススメできる1冊です。

一つ難点があるとすれば、2010年発刊なので若干情報が古くなっている点です。

不動産業界や競売手続のトレンドについては、他の本で補う必要がありそうです。