ゆとり社会人の読書ノート

法律を中心にいろいろな本を読みます

鹿取廣人=杉本敏夫=鳥居修晃『心理学(第5版)』(東京大学出版会、2015年)

心理学の入門書の決定版のご紹介です。

心理学 第5版

心理学 第5版

本書は、心理学の見取り図として各分野を概観できる本です。

心理学というと、テクニックに終始したり裏付けのない仮説を確立した見解であるかのように書いたりしている本が多いイメージですが、本書は、学問としての心理学の到達点を示しています。

具体的なテクニックが書いてあるわけではないので、この本を読んだからといって何かしらの「救済」がもたらされるわけではありません(笑)

しかし、心理学の入門書として、①分量を抑えてあること、②読みやすい文体になっていること、③図表が適宜挿入されていること、から高い評価を与えることができます。

有斐閣New Liberal Arts Selectionにも心理学がありますが、約600ページにわたる大著なので、万人向けの入門書としてオススメはできません*1

本書は、心理学を学びたいすべての人にオススメできる1冊です。ぜひ読んでみてください!

*1:

心理学 (New Liberal Arts Selection)

心理学 (New Liberal Arts Selection)