ゆとり社会人の読書ノート

法律を中心にいろいろな本を読みます

安永正昭『講義 物権・担保物権法(第2版)』(有斐閣、2014年)

物権法のオススメの基本書です。

講義 物権・担保物権法 第2版

講義 物権・担保物権法 第2版

本書は、物権・担保物権の1冊本として人気の本です。

私がオススメするということで、本書も淡々系の本です。2色刷りで、多少の図も入ってはいますが、基本的には、本文と判例の引用でまとめ上げていくタイプの本です。

(広義の)物権分野ってなかなか1冊本がなく*1、物権総則までを、内田民法Ⅰか佐久間民法(2)で学んで、担保物権を、道垣内先生や松井先生の本で学ぶ人が多いと思います。

そうすると、結構なボリュームになって、パンクしてしまうんですよね……

そんなときに、本書のような1冊本でサクッと済ませてしまうのは一つの手だと思います。

本書は、文章が若干古めかしい(?)ことを除けば、特にデメリットはありません。判例・通説をおさえたスタンダードな基本書です。

物権で基本書に迷ったら、ぜひ一度読んでみてください。

*1:一応、山野目先生の本がありますが、414ページと若干薄めです。

物権法[第5版]

物権法[第5版]