全国憲の設立50周年記念論文集です。
10~20ページ前後のライトな論考が31本掲載されています。第1章・第2章は、前世代の研究者がほとんどなので、実質的には、第3章・第4章の現役世代による16本の論考がメインコンテンツでしょう*1。論文集という形式に入門するには良い本なのかなと思いました。アクチュアルなテーマも多いので、憲法について、「政治的」問題意識を持っている人が、法律家の理論に初めて触れるにはもってこいでしょう。もし、本書では面白くないというハイレベルな人は、『危機の憲法学』をオススメします。
以下は投げ銭用です。
*1:もちろん、前半がメインコンテンツだという人も少なからずいるでしょうが。
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