ゆとり学部生の読書ノート

公法を中心に、気になった本について書きます。

全国憲法研究会編『日本国憲法の継承と発展』(三省堂、2015年)

全国憲の設立50周年記念論文集です。

日本国憲法の継承と発展

日本国憲法の継承と発展

10~20ページ前後のライトな論考が31本掲載されています。第1章・第2章は、前世代の研究者がほとんどなので、実質的には、第3章・第4章の現役世代による16本の論考がメインコンテンツでしょう*1

論文集という形式に入門するには良い本なのかなと思いました。アクチュアルなテーマも多いので、憲法について、「政治的」問題意識を持っている人が、法律家の理論に初めて触れるにはもってこいでしょう。もし、本書では面白くないというハイレベルな人は、『危機の憲法学』をオススメします。

危機の憲法学

危機の憲法学

*1:もちろん、前半がメインコンテンツだという人も少なからずいるでしょうが。