地政学の本を読みました。

- 作者: 曽村保信
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1984/01
- メディア: 新書
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学問としてはあまり流行っていないようですが*1、地政学で議論されている仮説は、陰謀論めいていて読み物としてのおもしろさがあります。
例えば、マッキンダーは、陸地の3分の2を占めるユーラシア大陸を世界島と呼び、しかもその中心部であるシベリア*2を支配した国が、ランドパワーの覇権を握ると主張していました。主張としては面白いのですが、論理性には欠けています。
軽めの読み物として読んでみてはいかがでしょうか。