本日は、今までとは少し趣の違う本の紹介です。
本書は、生徒2人と先生との会話を通じて、「無限」から「ゲーデルの不完全性定理」までを概観しようという意欲作です。全体が会話をベースに進んでいくこと、適宜、図が挿入されることから、かなり読みやすくなっています。無限論の本というよりは、物語に近いくらいです。
ただ、さすがにゲーデルの不完全性定理あたりは理解が難しかったです。本書だけではうまく理解できませんでした。おそらく、本書の最後の部分は、著者の『論理学』*1を読んだ方がスッキリ理解できそうです。
いずれにせよ、肩肘張らずに読める本としてオススメです。是非読んでみてください。
以下は投げ銭用です。
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