本論文は、京城学派公法学の中でも、清宮四郎と尾高朝雄を中心に取り上げています。
彼らの足跡をたどり対比させることで、京城学派の形成過程を追っています。
全体的には、尾高についての言及の方が多いです。ただ、尾高朝雄についての記述は、はっきり言って何が書いてあるのかさっぱり分かりませんでした。
圧倒的に哲学の知識が足りないので、この論文を本当の意味で理解できる日は、おそらく来ないのだと思います(笑)
尾高についてはさておき、石川教授の京城学派公法学関連の論文の中でも、本論文は、総説的な内容を含んでいるので、初めて読む人にオススメできます。巻末には、文献解題も付されているので、読書の手がかりにもなると思います。
以下は投げ銭用です。
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