本書は、主に著者の既出論文をまとめたものです。幸福追求権、信教の自由、経済的自由権の3分野の論文が収められ、各分野に判例研究も付されています。
全体として、今までの議論をまとめる論考が多く、個人的にはあまり興味を惹かれませんでした。
なぜこの3分野を研究しているのかという点も気になっていましたが、明確な答えは見当たりませんでした。
著者には、統治っぽい論文もあるんですが、それらは掲載されていません。上智大学法学叢書はページ数の制限が厳しいんですかね。同叢書の他の論文集もやや薄めのものが多いですよね……
以下は投げ銭用です。
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